About
BLUE BIODEVICE develops microfluidic-based technologies for advancing your research in cell biology.
ブルーバイオデバイスでは、マイクロ流体デバイス技術を基盤とした次世代の理化学機器の開発を行っています。特にPDMSマイクロ流体デバイスは、材質的にも生きた細胞を扱った実験と相性が良く、これまでに多くの研究者が利用してきたツールです。しかし、デバイスを一から作るにはクリーンルームをはじめ様々な設備が必要となり、そのような施設にアクセスできない研究者にとって、デバイスを使った実験はハードルが高い状況となっています。
また、PDMSマイクロ流体デバイスの作製には、流路デザインが描かれた「鋳型」が必要となり、オリジナルの鋳型を製造委託する場合、通常20~30万円程度の費用がかかります。設計したデバイスを計画した通りに機能させるには複数の試作が必要になることもあることから、鋳型の作製費用はマイクロ流体デバイスを実験に使用する際のネックとなっていました。当社では、鋳型製造のプロセスを一から構築し、10万円以下でもオリジナルの鋳型を作製できる体制を整えました。マイクロ流体デバイスを使ったことが無い方でも実験で使えるように、Eメール等でのアフターサポートも行っています。
PDMSマイクロ流体デバイスを作製する際、鋳型の他にもデバイスの材料となるPDMSや、流路への液体の注入口を作るためのパンチャーが必要です。これらをセットにしたスターターキットも販売しております。ブルーバイオデバイスは、もっと気軽にマイクロ流体デバイスが使えるようになるようなサービスを展開していきます。
代表 CEO, Founder | 柳沢 直樹 Ph.D Google Scholar
ワイオミング大学大学院化学科(米国、Debashis Dutta研究室*)にて、ELISA法によるタンパク質の定量解析用マイクロ流体デバイスに関する研究により、博士号(理学)を取得。名古屋大学にて博士研究員として勤務した後、日本学術振興会特別研究員として、トランスフォーマティブ生命分子研究所(名古屋大学、東山哲也研究室*)、オックスフォード大学(英国、Philip Poole研究室*)、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(Daniel Ahmed研究室*)にて、マイクロ流体デバイスを使った動植物の細胞分析技術の開発に従事。2023年1月、マイクロ流体デバイス技術を基盤とした次世代の理化学機器の開発を目的に、岐阜県中津川市にてブルーバイオデバイス合同会社を設立。(*研究室は当時の所属先。)
会社概要
社名 ブルーバイオデバイス合同会社
所在地 〒508-0204 岐阜県中津川市高山354-223
設立 2023年1月10日
業務内容 【マイクロ流体デバイスの受託製造】 【理化学機器の開発と販売】
適格請求書発行事業者登録番号 T1200003005801